更新:2003/08/06

2003/07/06 河北潟オールスターズ 2003 第1戦

いよいよ開催された河北潟オールスターズ2003 第1戦.
その結果をレポートします.

〜トーナメント データ 〜

天候:曇
風向&風量:北東,微風〜弱風
水温:23〜25℃
参加者:38名 ウェイイン:12名
結果:
(クリックすると大きい画像が見れます)

50アップをウェイイン!優勝おめでとうございました.

 

1位 鍵元 昇(ブラックバスターズ★リベンジ)
 2本 3,250g 
(1本は50.8cm,2,250g)

エリア:
1)クリーンセンター上流のリーズ.
角から2〜3mの位置.
2)同上.ほぼ同じ場所.

ルアー:
スレンダーグラブ(#208) 3/16oz テキサスリグ(2本とも同リグ)

アクション etc.:
フォール後,シェイクし,リフト&フォールの繰り返し.

みんなの度肝を抜いた50.8cmをウェイインし,堂々の優勝を飾った鍵元氏.
最近,バス釣りはしていないとのコメントの通り,今回のトーナメント参加が今年の初バス釣りで,この2本が初バスとのこと….
ここのところ,みんなの盲点になっているポイントでの好釣果,しかも50アップをウェイインという快挙を成し遂げた.さらには,今大会のスポンサードもしていただき,まさに大活躍.
優勝おめでとうございます.そして,ありがとうございました.

 

 

3本釣って入れ替え.好調な○本氏.

 

2位 丸本 晃 (ランカースナイパーズ
 2本 2,800g

エリア:
1)津幡川河口対岸(通称“フロリダ”) 6:34
2)津幡川河口〜湖北大橋東岸のリーズエリア 10:50ごろ

ルアー:
1)スレンダーグラブ(黒青ラメ) 1/16oz テキサスリグ
2)K.G.Sラバージグ3/8oz(黒) &ジャンボグラブ(#214)

アクション etc.:
1)葦に引っ掛けてステイ
2)葦際フォール後,スイム.かなり手前の深めの位置.

今年は,好調な○本氏.開始後わずか3投目で,1本目をゲットし,トータル3本釣って入れ替えに成功している.その一部始終は,同船の私が見ているが,彼の集中力は,凄かった….
どちらも得意な釣り方で,絵に描いたような展開.最後の1本は,リーズから離れた位置にいるバスを釣っていたのが,興味深い.

 

 


きっちり2本釣ってくるあたりはさすが!

3位 山本  恒( ランカースナイパーズ)
 2本 2,150g

エリア:
1)才田北岬エリア(カラスの巣ポイント周辺)
(8:30〜9:00ごろ)
2)同上 (11:00ごろ)

ルアー:
ラバージグ1/4oz(黒) &パワーホッグ3”(プロブルー) 2本とも同リグ.

アクションetc.:
2本ともフォール

ランカースナイパーズのトーナメント史上,年間優勝を2度制したことがあるのは,実はこの山本選手だけ.今回は,その実力を遺憾なく発揮してくれた.
最近は,潟でボートを出すのをあんまり見かけなくなったが,勝負強さは変わっていないようだ.
ポイントは,あえて湖北をはずし,才田北を狙っていたようで,その辺に,策略とセンスを感じ,鋭さが見え隠れしている.

 

今年初の50アップをトーナメントで….いい顔してます.

位 笹山  勉 (K.G.S,河北Web)
 1本 2,150g 
(51.4cm:今大会の最大魚)

エリア:
湖南取水塔周辺のリーズ.

ルアー:
スレンダーグラブ(ウォーターメロン) 3/16oz テキサスリグ

アクションetc.:
フォール

 

試合前の下見では,2回同船し,一緒に遊び程度に糸を垂らした程度だったが,虎視眈々と狙っていたとは….
大会の運営では,下仕事をかなりしてもらい過負荷気味.それでも定評のある50アップポイントで,しっかり釣ってくるとは,頭の下がる仕事ぶりである.
しかも,このバスが今大会の最大魚で,年間ビッグフィッシュ賞の有力候補となり,会場を沸かせていたのだった.

 

5位入賞.さすが!状況を把握していた礒野プロ.

5位 礒野 恒二郎( ランカースナイパーズ)
 1本 1,600g

エリア:
大宮川の水門周辺.(7:15ごろ)

ルアー:
ケイテック リングワーム3” ネコリグ
(シンカー1/32oz)

アクションetc.:
沈んでいる障害物にコンタクトさせながら,トレース.

 

上位入賞は常連組の礒野プロ.今回は,流入河川での岸釣りで釣れていることを把握しており,それを元に場所を選んだとのことだった.ウェイインした選手の中,唯一,ライトリグを使用しており,繊細な釣りを展開していたのは,興味深い.
今年は,日頃より,岸釣りを頻繁にしており,情報量も多く,これまでと違った強さをみせている.今回は,スタート直後に,カヌーを保護するために,後続の人たちに注意を促したり,マナー面でみんなのお手本となってくれた.

 

6位の久司選手.いいバスでした.

6位 久司  威
 1本 1,500g

エリア:
旧スロープ上流の水門よりさらに上流の岬(7:00過ぎ)

ルアー:
ラバージグ3/8oz(茶)&クローワーム(パンプキン&グリーンラメ)

アクションetc.:
カーブフォールにて,バイト.

河北潟のトーナメントでは,上位入賞も珍しくない久司選手.ラバージグでいいサイズを手堅く釣ってくる.この日もいいプロポーションのバスをウェイインして,堅実さをアピールしていた.

 

 

手堅く釣った松永選手.好調だ.

 

7位 松永 洋史 (T−RISE’,ランカースナイパーズ)
 1本 1,400g

エリア:
湖北大橋下流の東岸リーズエリア

ルアー:
HANDAジグ3/8oz(黒)&ジャンボグラブ(#196)
(長さを半分にカットし,テールを下向きにセット)

アクションetc.:
???

今年,すこぶる好調な松永選手.この日も得意のラバージグ&ジャンボグラブで釣ってきた.
河北潟では,しょっちゅう見かけ,気合の入り具合は,凄い.

 

8位の川口選手.

8位 川口 純一 (河北Web)
 1本 1,250g

エリア:
湖北大橋上流東岸リーズエリア(10時ごろ)

ルアー:
ギドバグ(ナチュラルシェル) 1/8oz テキサスリグ.

アクションetc.:
ピックアップ時にバイト.

今年から,河北Web代表となった川口選手.好調ぶりは相変わらずで,手堅く釣ってくる.
今回は,ピックアップ時に釣れた一部始終を披露してくれた.巧みな話術は健在で,会場のみんなを沸かしていた.

 

 

9位の舟本選手.

 

9位 舟本 栄真 (T−RISE’)
 1本 1,200g

エリア:
クリーンセンター上流のリーズ(7:40ごろ)

ルアー:
ラバージグ 3/8oz(赤黒)&バルキーパワーホッグ(黒)

アクションetc.:
リーズ奥へキャスト.奥からゆっくり引き出して来た時にバイト.

T−RISE’のトーナメントでは,圧倒的な強さをみせている舟本選手.
今回もライギョに悩まされながらも1本ゲットしてきた.リーズ奥という過酷なアプローチだが,しっかり引き出してくるあたり,勝負強さが伺われる.

 

10位の宮野選手.

10位 宮野 正勝(ブラックバスターズ★リベンジ)
 
1本 900g

エリア:
クリーンセンター上流のリーズ

ルアー:
ゲーリー・ベビークロー(#231) 3/16ozテキサスリグ

アクションetc.:
離れた葦の際へキャスト.バイトは明確だった.

河北潟での釣行は,1年ぶりという宮野氏.
同船者の鍵元氏とともにクリーン上流のリーズで,しっかり釣ってきた.

11位 田口 忠 (河北Web)
 2本 700g

エリア:

@湖南小水門上流の岬(7:00ごろ) A津幡川河口〜湖北大橋間の東岸リーズエリア

ルアー:

スレンダーグラブ 1/8ozテキサスリグ
アクションetc.:
スイミング

12位 高木 雅則 (K.G.S,ランカースナイパーズ)
 
1本 350g

エリア:

津幡川河口〜湖北大橋間の東岸リーズエリア(隠れ水門周辺)

ルアー:

パワーホッグ4”(ジュンバグ) 1/8ozテキサスリグ
アクションetc.:
フォール

上位入賞者の皆さん

 

 

〜総評〜

 

朝のミーティングの風景

梅雨真っ只中というコンディション下で,第1戦が行われた.
昨年の同時期のトーナメントでは,上位入賞でも1本ずつと時期的には,釣れない時期という認識が強く,ローウェイトの厳しい戦いが予想された.
実際に,このトーナメントの1週間前までは,バイトがあることはあるが,バスがほとんど釣れないという状況が続いており,「釣れない7月」を予感させるには十二分の状況だったと言える.

開催にあたっては,直前の激しい増水などで1号線のアクセス状況が悪化し,前日まで整備作業を続けねばならず,試合の中身を含めて,苦慮する要素が多かった.

ただ,望みがない訳でもなかった.
7月上旬に,バタバタと釣れることがあり,昨年も一度,私が遭遇している.
こういった状況になれば…と,当日のコンディションに期待するしかなかった.

さて,蓋を開けてみれば,穏やかな天候で,典型的な釣り日和.
さらには,38名中12名がウェイインという時期を考えれば,言うことなしの結果が得られたのだった.
開催側としては,願ってもないハイスコア.
50アップも2本ウェイインされ,トップウェイトは3kgを超えていた.
ここ近年の夏場の釣れない事情の背景には,高水温と水の動きが乏しいことが一番に上げられる.
昨年は,早い時期から水温が28℃を超える日が続き,雨量も少なかった.
それが8月後半に入り,水温が下がりだしてから,バタバタと釣れ出したのだった.
それに比較して,今年は雨量も多く,曇り続きで水温が25℃前後の日が多い.
潟は高水位になりがちで,当然,水位の調節のため,水の動きがかなりあるようだ.
この辺の状況が昨年とは,全く違うのだ.

当日のコンディションは,そういう意味で申し分なかったと言える.
3日前から降った雨は,水の動きにつながり,濁りはそれほどでもない状況.
水温は,朝イチで23度台をマーク.
私と○本氏が朝イチに入った津幡川河口のフロリダ付近は,既に水が流れ始めたのがはっきり分かるぐらいだった.

今回のヒットポイント一覧

今回のトーナメントでのヒットポイントに注目してみると有力だったのは,やはり湖北エリアだったと言える.
これは,毎年の傾向から見ても妥当であり,湖南エリアは,橋桁が不発だったこと,旧スロープ周辺の状況が変化し,全く釣れなくなったことが影響している.

1位の鍵元氏が釣ってきたクリーンセンターの上流側のリーズは,かつて大爆発した好ポイントだったが,重油が流れてからは反応が悪いことが多く,攻める人も少なくなったポイントである.ちょうど,昨年の今頃から,反応が見られるようになったのだが,ここを先入観なく,上手く攻めた鍵元氏が優勝したのは,興味深い結果だと言えるだろう.
しかも,50.8cm,2,250gを含めており,ワンスポットで同船の宮野氏の1本を含めて,計3本を短時間で釣っている.

あっさり語る鍵元氏

○本氏のパターン解説

これが,いわゆるトーナメントでの勝ちパターンであり,こういうポイントを探し当てる能力が問われているのは言うまでもない.
そして,それを確実に釣ってくるのは,言うまでもなく実力の世界で,鍵元氏はさすがだと思った.

2位の○本氏は,3本釣って入れ替えに成功したが,この3本目は,リーズの少し手前の障害物に絡んだバスであり,バイトが少ない状況の中,確実に釣っていたのが印象的だった.
ただでさえ,集中力が落ちやすい後半戦の苦しい状況の中,集中力を維持するのは,至難の技とも言え,同船していた私も○本氏の勝負強さを大いに感じた.

ルアーに関しては,ラバージグでの釣果が目立っており,リーズ絡みでの釣りがメインのコンディションだったこともあるが,安定した釣果を望むなら,ラバージグという図式が成り立ちそうな結果だった.
あと,50アップは,2本ともスレンダーの3/16ozテキサスリグであり,パワーホッグなどが台頭しており,古さを感じるようになったが,河北潟での有効性が実証された.

無事,第1戦を終え,予想を超えたハイレベルの成績にホッと安心した状態だが,8月3日には,もう第2戦が控えている.
暑さが気になる頃合いだが,昨年は,釣れており,大いに期待が持てそうだ.

河北潟オールスターズ実行委員会スタッフ一同


= 最後に =
今回,本当に短い準備期間で,しっかり頑張ってくれたスタッフ全員,そして,サポートしていただいたスポンサーの鍵元さん,清水さんには,本当に感謝しています.
ありがとうございました.
 

〜清掃活動〜

このイベントでは,トーナメント競技もさることながら,競技終了後はボートを使用した湖面の清掃活動を参加者全員で行うことにしています.
これは,バスアングラーが自分の遊ぶ自然を自ら大切にしていこうという普遍的な思いを具体的に形にしていこうという試みです.
そのため,競技時間を6時間から5時間に短縮し,湖面清掃の時間を設けました.

河北潟における清掃活動は毎年一度,クリーンアップキャンペーンとして,河北潟自然再生協議会が主催となって行われ,多くの人がこれに参加しています.
もちろん,釣りのクラブも参加しており,積極的に清掃活動を行っているのですが,これはあくまで沿岸の話であって,私たちの通常接する潟の湖面には多くのゴミが浮いています.

そこで,イベントで多くの人が集まるこの機会に,日頃,遊ばせてもらっている潟の湖面を清掃していこうということで企画したのでした.

清掃の風景

清掃のため,リーズ中に入り込む礒野プロ

鍵元・宮野ペアもこのとおり

私と○本氏も大物をハンティング

当日,検量が終わった時点で,参加選手には,再びボートに乗って,湖面のゴミ回収を行ってもらいました.
河北潟史上,恐らく初めての試みが始められました.

参加者全員で,清掃を始めましたが,みんな,思い思いの場所へ散っているため,写真を撮るのも一苦労です.
釣りをしながら,ゴミの多いところをチェックしていたのでしょう.

中には,釣りをする時には,入り込まないようなところまで,オールを片手に進んでいく選手もいました.

とにかく,多くのゴミを拾ってやろうという意識の高さが目立ちました.
30分をメドにと伝えてあったのですが,早く帰ってくる人は1人もおらず,本当に目一杯,清掃をしてくれました.
誰一人として,イヤイヤやっているという感じではなく,潟を綺麗にしよういう意気込みが伝わってきました.

実際に,ゴミを拾うと分かるのですが,潟に浮いているゴミは,本当に汚く,中には悪臭を放つものまであり,ちょっと拾うのをためらうのではないかというものが多いです.

ボートのオーナーならば,自分のボートが汚れるかもしれないと思うと,この清掃活動は,二の足を踏むかもしれません.
でも,参加者のみんなからは,そういった声を不思議と聴くことはありませんでした.

参加者のみんなの中には,恐らく潟にゴミを捨てる人はいないでしょう.
このゴミは,流れ着いた他人の出したゴミばかりなのです.
それを高いモチベーションで拾ってくれる.
その志に,本当に感動しました.

やがて,清掃終了時間ギリギリになって,みんなが帰着してきました.
中には,ボートでかなり大きいゴミを引っ張ってくる人もいたり,車のバンパーをボートに積んでくる人もいたり….

最後に,拾ったゴミを集めましたが,この人数で,こんな短時間でも,これだけ沢山のゴミを回収できたことに驚きました.

誰一人として,嫌な顔をせず,晴々としていました.
自分達の行為が意義あるものだと確信できたのだと思います.

この清掃が行われた後も潟のゴミは,まだ残っています.
しかし,この試みは,トーナメントを続ける限り,継続していこうと実行委員のスタッフ一同で,考えています.

結果はともあれ,働きかけていくことの大切さがはっきりと認識できたからに他なりません.
今後も皆さんのご協力をお願い致します.

参加者の皆さん,本当にありがとうございました.

わずか30分あまりで回収されたゴミ.凄すぎる.


 

〜番外・写真館〜
    おもひでのショットの数々

ちゃんと釣ってます!高木氏のバス.

TEAM WINDY-SIDEの中谷さんも参加してくれた.

司会進行役として活躍した村田氏

やっぱり,君たちは…???

検量に持ち込まれたバスをちょっと拝借する山谷氏

裏方として大活躍してくれた澤村氏


 

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