※昨年8月4日に行われたオールスターズの結果をリンクしています.

2002/08/04 河北潟オールスターズ 2002

 今年から,河北潟をホームグランドに活躍するランカースナイパーズ,T-Rise,河北Web の3クラブが合同で「河北潟No.1」を決定する試合をやろうってことで,この河北潟オールスターズが開催されることになった.
 趣旨からして,面白そうなこの試合だが,かなりのハイレベルな試合となった.
その模様を以下に詳しく報告する.

〜トーナメント データ 〜

天候:曇
風向&風量:南西,微風〜強風
水温:30℃前後
参加者:23名 ウェイイン:12名
結果:

お見事52.5cm.40cm後半が小さく見える.

1位 高木 雅則(ランカースナイパーズ)
 2本 3,470g

エリア&ネタ:
1)旧スロープ上流の岬エリア
E.B.O スピナーベイト(ゴールド/タンデムウィロー,チャート)
2)湖北大橋下流の岬エリア
スレンダー(チャート:#169) 1/8oz テキサスリグ

驚異の52.5cmをゲットし,余裕の優勝.
プラ通りのパターンで40cm後半をファーストヒット.勝負しにいって,さらに大きい52.5cmをゲットし,試合を決めるという理想的な勝ち方である.この展開に高木氏の勝負強さが伺える.この50アップは,本人も期待していなかったようで,貴重な1本だったようだ.

 

プラなしで,この見事な2本.

2位 礒野 恒二郎(ランカースナイパーズ
 2本 3,220g

エリア&ネタ:
1)湖北大水門周辺
2)湖北大橋〜能瀬川河口 西岸エリア
ケイテック ラバージグ 7g&ケイテック グラブ(プロトタイプ)グリーンパンプキン
4本釣って,入れ替え

「誰もいないところから,攻めだした」というコメントをしていたが,4本釣っているあたり,何かをつかんでいたのだろう.軽めのジグのスイミング.プロトタイプのグラブを使用したのがよかったのだろうか?

 

お見事.3位に終わったが,プランどおりに釣ってきた.

3位 川口 純一(河北Web:ワンコー])
 2本 2,640g

エリア&ネタ:
1)能瀬川河口下流東岸の岬エリア
Deep-X 100
2)クリーン対岸エリア
ギドバグ(ナチュラルシェル) 1/8oz テキサスリグ

ここのところ,勝負強さを見せる,ワンコー]氏.プラでも4本釣っており,つかんだパターンどおりに釣ったようだ.ちょっと前まで,「釣れない」とスランプを自覚していたらしいが,完全に復調したようだ.今後は,氏の動きに要注意!

 

ガード付きをきらしたので,フットボールで釣ったそうだ.

位 九沢 哲也(T-Rise)
 2本 2,210g

エリア&ネタ:
県漕艇部の対岸のリーズエリア
ラバージグ(フットボール,黒青紫の3色コンボ) 1/2oz &ツインテール5"(ソリッドブラック) スイミング
3本釣って,入れ替え.
8:40〜9:00の間が反応良だったとのこと.

全くノーマークの場所,最近,みんながあんまり使用していないラバージグでの釣果.コメントを聞いて,驚いた人も多かったのではないだろうか.しかも,3本釣ったということで,今後はこのエリアも要チェックだろう.

 

クランクを上手く使って2本ゲット.さすが.

5位 八朔 浩一(河北Web:コーイチ)
 2本 2,020g

エリア&ネタ:
湖北大橋上流側水門〜上流のリーズエリア
コンバットクランクSR(イワシカラー?)
7:30-8:00の間に2本.

この人もトーナメントでは釣ってくる.
クランクベイトを使用し,早い時間にスコアをまとめた.他にバラシもあったようで,バスの追い食いで,掛かりが浅かったのではないかと推測される.(最近のクランクベイトは,針が弱いことが多いので,交換することをお勧めする.)

 

1本で1560gは,立派.さすがにデカイ.

6位 佐野 淳一(T-Rise)
 1本 1,560g

エリア&ネタ:
クリーン下流東岸リーズ
ダブルテールグラブ6"(ウォーターメロンシード) 1/4oz テキサスリグ
着底後ステイ

T−Riseの中でも,河北でよく見かける人である.同船の大将を差し置いて,釣ってきた1本.この若干重めのテキサスで,ダブルテールを使用したのが好結果につながったのかもしれない.

 

小さいバスを2本.ちょっと悔しい結果.

7位 亀田 明男(ランカースナイパーズ)
 2本 1,230g

エリア&ネタ:
1)湖南チューさん島〜旧スロープ間の岬エリア
2)津幡川河口上流東岸の岬エリア
ダブルフェイス 4-1/2" 3/16oz テキサスリグ

2本で1kgとちょっと.スレンダーのテキサスの反応が悪いという情報に基づき,いつもと違う攻めを展開してみた.1本目はまぁまぁ,2本目はマメ.トーナメントは厳しいと改めて感じた1日だった.

 

追加の1本が欲しかったことだろう.

8位 丸本 晃(ランカースナイパーズ)
 1本 1,050g

エリア&ネタ:
湖南チューさん島 先端
スレンダー(#231) 3/16oz テキサスリグ
ステイ

○本氏とのプラで湖南がよくなる傾向を感じていたので,気がついたら似たようなところを攻めていた.この1本は,彼が粘って釣ったもので,ある意味粘り勝ちと言えよう.風や水の動きをつかんでいなければ,粘ることも出来なかっただろう.

 

まさし氏の1本.

位 村中 正司(河北Web:まさし)
 1本 810g

エリア&ネタ:
湖北大橋上流水門より上流の岬エリア
スレンダー(#231) 1/8oz テキサスリグ

『まさしのバス釣り』でおなじみのまさし氏.
足繁く通っているだけあって,はずさずに釣ってきている.クランクでのバイトがあったようだが,フックアップに至らず残念.
同船者は5位の八朔氏で,バックシートでやられた形になったが,操船が厳しい風向,風量というコンディションを考えるとまさし氏の貢献度は高いと思う.

 

はずさず釣ってくるボンバーこと,江指氏.

10位 江指 憲(ランカースナイパーズ)
 
1本 760g

エリア&ネタ:
金大漕艇部下流の岬
スーパーボンバーリグ(黒に赤ラメ)

なかなかプラも満足に出来ない状況下で,いつもきちんと釣ってくるボンバーこと江指氏.
この日は,バラシもあったりして,10位に甘んじたが,情報がほとんどない状態で釣ってくるのは,さすがである.

 

11位のMS-09こと中谷氏.シャッドラップは懐かしいね.

11位 中谷 一朗(河北Web:MS-09)
 1本 680g

エリア&ネタ:
津幡川河口〜湖北大橋東岸のリーズ(隠れ水門より15m下流)
シャッドラップ8cm(SDカラー)

この人も最近好調な1人である.
先日もピーナッツで釣っているのを見かけたが,上手いこと釣っていた.
今回は,シャッドラップを使用しての1本.普通なら迷わずワームで撃つリーズエリアで,巻きモノしかもシャッドラップというのも新しい.

 

あれれ,澤村さんのバスなのに.山谷さんが代理.

12位 澤村 久則(ランカースナイパーズ)
 
1本 180g

エリア&ネタ:
湖南チューさん島
TDバイブ(金黒)
7:30〜8:00

1位の高木氏と同船した澤村氏.
写真の山谷氏の持ってるバス以外に,大きいのをバラしていたらしい.この日は,高木氏をサポートしたり,イベントの運営で,大活躍.大変お疲れ様でした.

 

〜総評〜

梅雨があけ,夏らしい暑い日が続く中,3クラブ合同のトーナメント,河北潟オールスターズが開催された.
この大会は,河北潟をホームに活動している3クラブの面々が集まって行うトーナメントで,参加者が23名と予定よりも少なくなったが,通常よりはプレッシャーが高まることは必定で あり,6,7月の釣れない状況も背景にあるため,各選手がどういう攻めを見せるかが興味のあるところだった.
大会の前週までは,釣果のムラが大きく,安定した釣果が得られない状態だった.,10時前までにシャローをうまく攻め,どれだけ釣果を伸ばせるかが勝負だった.しかし,シャロー勝負のできる時間が短時間で,その時間内で 常に正解を見つけるというのは至難の技である.
さらに,実績のある定番ポイントは常に攻められており,攻めるルアーもほとんど同じであるため,有名ポイントほどバスはスレていて,反応が乏しい.
こういった状況下では,あんまり人がやらない場所,あんまりやらないアプローチが,有効であることが多い.それは,誰も知らないマル秘ポイントや販売してないニュールアーだったり,あるいは誰も知らないパターンだったりする.
しかし, 最近は情報の流れが速く,誰も知らないというシチュエーションは,成立しにくく,ルアーの入手など家の中でも出来る時代であり,自分だけがいい目に会うことは,少なくなった.
そういった理由で最近のトーナメントは,やるべきことをやれば,ある程度の線で条件が揃い,差が出にくくなったと言える.

で,前日になり,状況は,釣れ釣れモードへと急に移行.
高木氏,ワンコーX氏の両人から,3本,4本という釣果を聞いていた.詳しく聞けば,しばらく吹かなかった南西の風が強めに吹いているという. この状況が続いて再現性があれば,本戦では,期待が持てそうだった.

当日のコンディションは,水質は問題なく,モスグリーンのいい色をしていた.
あとは試合中に南西の風が吹き出してくれれば,前日と同じコンディションになるに違いないと思った.問題といえば,水温ぐらいで, これは,曇天で軽くクリア.
試合開始とともに湖北へ行く人が多かったが,湖南を撃つべく残ったボートが数艇,その中に高木氏と私,そして,○本/山本ペアが入っていた.

この日,キーになったのは7:00〜8:00までのシャロー撃ちで,プレッシャーのかかっていない40cm後半のバスをどうやって釣るかということだった.
実際に,上位入賞者のコメントを聞いていても早い時間に岬エリアで釣ったというケースが多かった.そして,平場を含めて釣っていても変化の多いところ,あるいはノーマークの場所で釣っているケースがほとんどである.
ルアーに関しては,巻きモノも目立つが,ラバージグのスイミングなどもあり,思ったよりもリーズの手前を釣っていることが特徴だった.

優勝した高木氏は,朝イチ,早々に40cm後半を予定通りにスピナベで掛けており,既にアドバンテージを得た状態で,2本目のバスを粘って取るか,ジアイで取りに行くかを計っていたようだった. 結局,2本目は,勝負をしに行って湖北で釣ったのだが,それが52.5cmもあるビッグバスだったのは,予想外.勝利の女神が微笑んだらしい.
最終的には, 2本をしっかりとって,2位の礒野プロ,3位のワンコーX氏を抑えて優勝.各人が持ち込んだバスは他の参加者の度肝をぬくような大きさで,ハイレベルな戦いだった.

感想と言えば,みんな上手く釣ってきたなと言うのが正直な感想である.
河北潟のバスシーンにとっては,非常に意義のあるイベントであり,来年も是非,開催し,継続させていきたいと思った.
 

〜クローズアップ〜

高木氏の優勝コメント

優勝おめでとう!賞状,賞品とともに

皆様どうも,Team K.G.S の高木です.7月に入ってから厳しい状況だった河北潟でしたが,みんな中々の高ウェイトでウェインできたと思います.
表彰式では時間が押していて,お話できなかった事を,ここに書きたいと思います.

7月上旬からずっと,水面に油が浮いていて,全く魚が釣れない状態が続き,事実,
僕は7月1本もバスを釣ってません.もちろん,休日は全て釣行に費やしています.
7月の中ごろまでは,リーズに無反応なバスが居る事は目視していましたが後半には,かなりバスが散っているように見受けられました.
そしてこの平場に散ったバスをいかに攻略するか・・・・・
プラの前夜に思いついたのが,スピナベでした.最近クランクで釣れている情報は入っていたが,スピナベはあまり使われていないようでした.
プラの日,湖南エリアをスレンダーでチェック,無反応.7:30,待っていた強めの南西風が吹き出し,スビナベにチェンジ,すぐに3本そろえた.
2本で3kgとれば勝てると確信し,帰着.
この日,川口さんも4本釣ったということで,彼も必ず上位に食い込んで来ると思われ,熱い戦いを予想.

大会当日,プラ同様,湖南でスレンダーを打ちながら,南西風待ちの北上.
風が吹き出し,180度旋回し,ピンスポにスピナベを撃ち,平場をかすめて来る釣法.平場をネチネチ攻めれない短気な僕には,これしかありませんでした.それでまず1本,自測で47cm,1480g (スピナベ:E.B.O 1/2oz チャート ゴールドタンデムウィロー)

このまま湖南を数往復.「おっしゃ!2本目」とデッキ上に揚げられたのは,シーバスでした.
デッキに抜くまでは,マジでバスと信じてたのに・・・・ここで同船の沢村さんにもバイブレーションで1本.
このまま湖南でジアイ待ち,このとき川口さんに釣果を聞くと,ガッツポーズを決めてくれた. 「やられたかなぁ・・・」
北上し,湖北を下へと流す,特大雷魚がお出迎え・・・・
プラから重いスピナベを投げ続けてたので,休憩のつもりでテキサスにチェンジ.
シュルシュルードッーン!何のあたりも無く激しくロッドが曲がった.「また雷魚けっー」
強烈な引き中でキラリと光った魚影は正しくバスでした.澤村さんも「わし,もう満足やわー」の50UP,2kg秤振り切りました.(スレンダー チャート 1/8oz テキサスリグ)
検量に入り,やはり人の魚は大きく見えるもので,礒野プロと川口さんの魚には,ちょっと,あせりました.3kg超す人が他にもいるとは・・・

今期 河北戦 3勝目.
第一回河北潟オールスターズNO.1決定戦で優勝できたことを誇りに思い,同船の澤村さん,K.G.Sをバックアップしてくださる,2&4の鍵元様をはじめ,今大会に出場された皆様に感謝しております.

なお,K.G.Sでは河北潟の微妙な変化を常に捉らえ,情況変化による魚の動きを予測,実釣,そして多大な河北情報を分析し,皆様に満足行くガイドサービスができるよう日々努力しております.初めて河北潟に来られる方からクラブトーナメンターまで幅広く対応し,KGS機密情報を持ってお待ちしております.

ガイドスケジュールはこちらから.

 

〜番外・写真館〜
    おもひでのショットの数々

参加者ご一同.夕方の記念撮影.

上位5名のショット.

2位の賞品,自転車に,はしゃぐ礒野プロ.

勢い余って,なぜかリバース.